北海道④
翌日、札幌から飛行機で函館に移りました。
電車で4時間ほどかかるところを、飛行機だと30分ほどで着いてしまいました。
乗ったのは小型の旅客機で、数十人の乗客を乗せて器用に小回りしながら飛ぶ様子は、旅客機というよりバスに近い感覚でした。
函館についてすぐに五稜郭に移動しました。
函館の町並みから突出した白い幾何形態はあまりに異質で、宇宙から撃ち落とされた巨大な杭のようです。
ロープウェイで函館山に登り、町を一望してきました。
やはりなかなか不思議な地形です。
飛行機やら五稜郭タワーやら、高いところに行ってばかりの日でした。
ちなみに展望台には鉄塔が建ち並んでいました。
詳しく調べませんでしたが、となりにNHKと書かれた建物があったのでテレビ関連の電波塔なのでしょう。
その日の夜は地元の新鮮な魚介を扱う居酒屋で、食べたいものを片っ端から注文しました。
サーモンの刺身と雲丹の軍艦が衝撃的な美味しさで、それを食べるためだけにもう一度行ってもいいくらいです。
翌日の午後の便で東京に帰ってきました。
ひとまずメジャーどころはある程度堪能できたかなという実感はあるのですが、どうでもいいものやどこにでもあるものに目移りしがちで、つくづく自分は観光が下手だなと感じた旅でした。
まぁひとまず美味しいものも色々と食べられたので、貴重な経験はできたと思います。