副工場長のオフィス

ちなみに私は副工場長ではありません。

デッサン「立方体」

 

 

今回は立方体のデッサンを描いてみます。

 

前回描いた「球体」同様、立方体もデッサンの基礎となるモチーフです。

 

立方体にも形のルールと陰影のルールがいくつかあるのですが、それを理解すれば立方体も球体も想像で描くことができるようになります。

 

まぁ、デッサンの基本は「観察」なので、なるべく実物を見ながら描くべきではありますがね。

 

 

 

ではお手本として、立方体を描いていきます。

 

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まずは形をザックリと捉えます。

一発で正しい形を描こうとするのではなく、線を何度も重ねながら形を探るように描いていきます。

 

 

 

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だいたいの形が描けたら陰影を付けていきます。

この作業もまずは鉛筆を大きく動かし、ザクザクと陰影を付けていきます。輪郭線からはみ出さないように、とかそういうことは気にしない。

デッサンは修正しながら描いていくもの。盛大にはみ出しましょう。

 

 

 

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陰影を付けながら、形の違和感に気付いたらその都度直します

光が当たっている様子も、立方体の形もはっきりしてきました。

 

 

 

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更に立体感を出すために、芯の硬い種類の鉛筆も使い分けながら、繊細に整えていって完成。

一見、3つ目の画像と差がないように見えるかもしれませんが、一つ一つの面の奥行き感輪郭を硬い芯の鉛筆で描き込みました。

 

 

 

立方体を描く上で大切なのがパースの観察。

パースの仕組みと、鉛筆使いなどについて次回は詳しく説明していきます。

 

それでは次回も何卒。