副工場長のオフィス

ちなみに私は副工場長ではありません。

デッサン用の鉛筆

 

今回はデッサンで使う鉛筆についてご紹介。

 

今時はなかなか鉛筆を手にする機会って少ないですよね、

しかし絵描きにとっては必需品

シャーペンでも絵は描けますが、シャーペンだとできることの幅が狭いし、そもそもデッサンが非常に描きづらい。

 

 

 

デッサン専用の鉛筆というものがあるのです。

複数のメーカーが販売しており、鉛筆にこだわるタイプの人はお気に入りのメーカーや、独自の使い方があるものです。

 

ちなみに僕はメーカーにさほどこだわりはないですが、使い方にこだわりを持っています。

そういったことも含めて紹介していきます。

 

目次

 

 

 

鉛筆メーカー二大巨頭

 

デッサン用鉛筆メーカーの大手2社、

三菱ユニ

ステッドラー

 

三菱は日本の企業で、ステッドラーはアメリカの企業です。

この2社の鉛筆は美大受験生からプロの画家まで幅広く使われています。

 

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えんじユニ青色ステッドラー

ちなみに一番右の鉛筆はハイユニというシリーズで、ユニより高品質な鉛筆です。

 

 

 

鉛筆はカッターで削る

 

みなさんが鉛筆を使う場合は鉛筆削りを使って尖らせると思いますが、デッサンで使用する場合はカッターナイフを使います。

鉛筆削りのほうが安全だし早いじゃん、と思われるでしょうが、デッサンで使う場合は削り方の形が全く違います。

 

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上がデッサン用にカッターで削ったもの、下は鉛筆削りを使いました。

デッサン用はかなり鋭角で長いですよね?

芯の部分も1センチ以上出しています。

字を書くときと違ってデッサンは芯の消費が激しく、長めに芯を出しておかないとすぐまた削ることになります。また、デッサンでは基本的に鉛筆を横に寝かせて描くので、鋭角に削ったほうが描きやすいのです。

 

ちなみに僕は鉛筆を綺麗に削ることに情熱を傾けるタイプ。

鉛筆は6角形なので、削った部分も綺麗な6面になるように削るのがこだわりです。

 

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鉛筆の「線」が「面」になる

 

前述した通り、デッサンは鉛筆を横に寝かせて描くことが多いです。「芯の腹を使う」という言い方をするのですが、芯の先端ではなく側面を使うことで線が太くなります。

 

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その太い線を重ねていくと徐々にになっていきます。

 

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コツが必要ですが丁寧に何層も線を重ねることで、より平滑な面になります。

また、2BHB4Hなど鉛筆には芯の硬さの種類が沢山あり、それらをうまく使いこなすと、鉛筆で描いたとは思えないような表現が可能です。

僕は線が見えてしまうのがあまり好きではないので、鉛筆を使い分けながら線が出ないように丁寧に描くタイプです。

 

上達してくると、鉛筆のメーカーの好みや独自の描き進め方が出来てきます。

 

 

 

今回はここまで。

カッターで鉛筆を削り、まずは球体を描いてみては?

 

デッサン「球体」解説 - 副工場長のオフィス

 

それでは次回も何卒です。