アクリルガッシュ

僕の商売道具です。

アクリルガッシュは水溶性の絵の具で、基本的に水で薄めて使います。

図工や美術の授業で使うのは不透明水彩といわれる絵の具ですが、絵の具の質感や色合いはこれとさほど変わりません。

が、アクリル絵の具の一番の特徴は、乾いた後は水で濡らしても溶けなくなることです。

アクリル絵の具はウォールペイントのブームが起こった時代に開発された絵の具で、水溶性ですぐ乾き、雨に濡れても落ちない絵の具として重宝され広まったのが原点です。

中でもアクリルガッシュは顔料の量が多く、絵の具をムラなくフラットに塗れるのが特徴です。

ちなみにTシャツのプリントのインクとしても使われます。

現在はアクリル絵の具用の様々な溶剤が開発されており、それらを駆使するとあらゆる表現が可能になります。

油絵の具より遥かに乾燥が早いので僕も助かっています。絵の締め切りが迫っているときはドライヤーで更に乾燥を早められますし。

現在、新作の制作中ですが、明日もこの絵の具であーでもないこーでもないと捏ねくり回しながら頑張って描きます。